今注目を集めている海外製食洗機！
なぜ、日本製でなく海外製を選ぶ人が増えているのでしょうか。
大容量で洗浄力が高い。
これが一番の決め手だと思います。
日本の食洗機は予洗いをする事を前提とした機能と言ってもいいと思います。
ある程度の汚れであれば予洗い無しで洗う事が可能ですが、
こびりついた汚れや、プラスチックの油汚れはなかなか落ちにくいのが現状です。
また、サイズも大きくないので、フライパンやお鍋などを入れる事は難しく、
あくまでも食器の仕上げ洗いをして、乾かすという目的で使います。
日本製の良い所は、乾燥機能が別でついているという点。
乾燥機として使う事が可能です。
食器の手洗いが根付いている日本では、食洗機の洗浄機能は使わず、
水切りカゴ兼、乾燥機として使っている方も多くいらっしゃいます。
海外製の食洗機は汚れたまま、（油ギトギト食べ物が付いたまま）入れて洗う事を前提としているため、
洗浄力も強く、更に大容量。
２～３食分をまとめて洗えるため、１日分を１回でまとめて洗う事ができます。
乾燥方法が国内の物とは違います。
高温で洗浄し、余熱を使って乾燥させるため、乾燥機能のみを使うという事はできません。
なぜ海外製（ドイツ）の食洗機は高性能なのでしょうか。
日本より共働きの夫婦が多く、日本より早くから家事軽減のための開発がされていたという点。
予洗いなど、手間をかけずに洗浄してくれる事が求められました。
水道代が高額。
日本と比べると水道代が２倍以上。
節水という点で、なるべく洗う回数を減らして、まとめて沢山洗える物が求められました。
家事（食器洗い）に対しての意識の違い。
日本では食器は手洗いする物。という考えが根付いているため、
食洗機に対して良い印象が無い方もいらっしゃいます。
そのため、食洗機を導入しなかったり、予洗いをしたりと手間をかけようとします。
また、食器は毎食洗う物という考えも強く、容量も海外製ほど大きくなくても十分でした。
今、海外製食洗機が人気になってきているのは、このような背景も関係してきている様に感じます。
情報を手に入れやすくなり、SNSなどで簡単に機能や口コミが見られるようになった事も大きな理由だと思いますが、
日本でも共働きの家庭が増えて、家事の軽減が課題となり、
「苦労が正義」というような、日本人の家事への意識が変わってきたことも大きいと感じます。
海外製食洗機の価格
国内のメーカーの物より値は張りますが、メーカーやシリーズによっては国内メーカーと変わらない値段で導入する事も可能です。
例えば海外高級家電メーカー「ミーレ」の４５㎝幅の物だと、
安価な物でも３６万円（取り付け費別）ほどします。
日本では工具のメーカーとして有名な「ボッシュ」の４５㎝幅の物は、
安価な物で２５万円（取り付け費別）ほど。
一方海外メーカー「AEG」というメーカーの４５㎝幅の物だと、
２６万円（取り付け費別）ほどです。
パナソニックの４５㎝幅の物と大して差が無い価格で購入できます。
デメリットは？
口コミでは「故障時に部品が届くまで時間がかかった。」「修理代が高い」
という意見をよく見かけます。
購入した業者さんにアフターサービスの確認や故障時の対応について
しっかり確認しておくことが必要です。
国内の食洗機は１０～１５年で寿命が来たら買い替える。
海外製の場合は壊れたら修理しながら何十年も使う。
このようにメーカー側の意識も違います。
家族構成などによっても変わってきますので、この先１０年間を想像して選んでみてください。
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